産廃許可申請書受理後に審査で不許可になることってあります?

産業廃棄物収集運搬業許可申請だけに限らないのですが、いわゆる「許認可業務」を長くやっている中でかなり多くのお客様から頂戴する質問が「不許可になることってあるのですか?」というご質問です。

申請書を行政庁に出した後審査で不許可になりますか?

私は2011年から行政書士業務をしてきて、産業廃棄物関連許可、建設業関連許可だけで500-600件以上は関与させていただいておりますし、申請先自治体も関東近辺だけではなく、北海道から宮崎まで割と日本全国各地やらせていただいて来ましたが、申請先の窓口で「許可申請書一式」を受理されて不許可になった申請は「0(ゼロ)件です!」と言いたいのですが、、、、正直一件だけあります。

どのような事例だったか?は後ほどご紹介をさせて頂きますが、正直「弊所でご相談後に正式受任をさせて頂いて許可が出なかった案件はありません」と思っております。「思っている」と書いたのは、あくまでも「産廃業お申請」も「建設業許可の申請」も許可申請である限りは、行政庁が審査をした後に「許可する」ものなので「絶対」はないのです。

ゴール(許可取得)から逆算しています

しかし、正直「これだけの数をこなしている」からこそ最初のご面談でお話を伺って、ポイント・要点(これを専門用語では「許可の要件」といいます)を伺えば、許可が取れるか取れないかは正直わかるのです。お話を伺った時点で「ここが揃えば許可が出る」「ここだけは確認して欲しい」という点がすぐに明確にすることは可能で、(その点をクリアしたらではありますが)「”許可取得”というゴールが見えている」のです。

故に、私が正式受任(金銭の授受ではなく「これとこれを用意してたら送って下さい」レベルででも)をさせて頂いた案件で許可が取れなかったことは無い(いや、、一件あるか…)です。

申請書受理後の不許可の件

これは産業廃棄物関連の許可ではなかったのですが、役員の方のお一人が過去の犯罪歴の照会で引っ掛かったという事例だったのですが…..。。。正直「最初に聞いたじゃん!なんで行ってくれなかったのですか」とは思いましたが、もう後の祭りです。僕も「えーーーーあの人がですか??」という感じだったのですが、申請者(お客様)としても「まさかあの事件でひっかるるんですか??」という状態だったようです。(事実ほぼ同時期に申請をして、役員さんに対しては同じ審査をする許可申請では「許可」が下りてます)

申請先行政庁から電話を受けた時は、正直「リアル・顔面蒼白」でした(笑)

これ以外にも、聞いた話なのですが「申請会社の役員の中でお一人反社会勢力(暴力団)に関係しているとされた方いる」として不許可になったという話も聞きました。これも勿論「事前の確認」は勿論なさっていたようですが、これも「反社会勢力に関係しているという認定」ってなんぞや?とは思います。各自治体が各地の公安委員会に照会をして確認しているようですが、正直ご本人には「認定されている」という自覚はないと思います。昔「ヤンチャ」をなさっていた方も多いので「え、、以前はちょっとは関りがあったけど…」というレベルの話だったようです。

「当社は許可とれるのだろうか」は申請前にご相談下さい

正直「皆さん前科はありますか?」とか「暴力団の方と付き合いあれますか?」とはなかなか突っ込んでは聞くことができません(笑)。「役員でこういう人がいるんだけど、ウチで許可取れるかな?」とかご心配なことが有る場合は、申請の前になんでもざっくばらんに聞いて頂ければと思います。

それ以外にもたんげそう行政書士事務所では初回のヒアリンで、「申請のキモになる部分」を無駄なくお聞きするので、その場で「あ、こちらの会社様の許可申請は大丈夫そうだな」とか「ちょっと今は無理だな。もう後3年、4年経験を積んだら」とか「車両の購入さえ出来れば可能だな」という事もわかります。

もし、許可申請が可能なお客様には「お見積り」を出させて頂きますし、「ちょっと許可申請は無理だな」という会社様には足りない分をお話をさせて頂き、将来の許可取得を目指していただいております。

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