産業廃棄物収集運搬業
産業廃棄物の処理は
①収集運搬
②中間処理
③最終処分
の三つの工程からなっています。そして、産業廃棄物は排出場所から①⇒②⇒③の間を適切に形状を変えることなく運搬される必要が有ります。
この運搬を総称して「収集運搬業」と言います。
収集運搬は産業廃棄物の発生場所とそれを処理すべき施設との間で車や船、鉄道で行われます。もっとも、今現在は主に車(トラック)が使われることが多く、船・鉄道は稀です。
このように収集運搬業は産業廃棄物処理システムの中で、体の器官に例えると血管に相当する重要な役割を担っているのです。
中間処理について
埋立地などゴミの最終処分場の状況が逼迫している現代では、ゴミの処理過程における
習慣処理場の果たす役割が非常に大きくなっております。
その理由を中華処理の仕方を見ながらご説明します。
中間処理
☆焼却 ⇒ ゴミの減量化
☆破砕 ⇒ ゴミを砕いて減容化
☆容融 ⇒ 燃えがらなどを高温で溶かして、減容化
☆脱水 ⇒ 汚泥等から水を取り除き
☆選別 ⇒ リサイクルしやすいように分別する
このように「中間処理」を行うことにより
最終処分にあたる「埋め立て」の容積を減らし
「リサイクル」しやすくしているのです。